ある時、私に色々な事を教えてくださっている先生と画面越しにお話しをしていたら、今年私が経験した腸閉塞の話しや、大腸の話し、便秘の話し、食事や、下剤の話しになりました。

「下剤を常用している人って、腸の中が黒く(正確に言うと、黒くと言うよりは黒ずんだ感じで茶色っぽいと言う感じです)なっているんです」

と、何気に話したら、

「えっそうなんですか?そんな事一般の方は知らないと思いますよ」

と、言う話しになったのです。

「へーそうなんだ」

と言うことになったので、今日はその事について書いてみようと思います。

下剤を常用している人の腸は、、、

以前のblogにも書きましたが、私は以前看護師をしていました。

消化器内科、内視鏡検査室で働く事も多かった看護師時代、患者さんが安全に検査を行えるように観察と、看護を、そして先生の介助で大腸検査に入り、患者さんの腸の中をTVのモニター画面で見る事👀が沢山ありました。

腸の粘膜は正常だと綺麗な血管も見えて綺麗なピンク色と言いますか、そんな色をしています。

だけど、「これ腸の粘膜ですか?」
と、言いたくなるような茶色っぽい色で、粘膜は水分が充分満たされていない乾燥気味に見え、不健康そうに見える腸なんです。

正に病気をしたら、顔が明らかに病氣ですよね?
と、見える方が居ますが、その様な顔つきの腸なんです。

下剤を長期に服用していると、腸の粘膜ははこんなにも変化してしまうんだと、目の当たりにした瞬間でもありました。

下剤を頼る前にちょっと立ち止まって

正直こんな風な腸の粘膜にはならない方が良いのは明らかです。

どうしても便秘が解消出来ない方もいらっしゃるとは思います。

そんな方は、下剤を頼る前にちょっと立ち止まってください。

そして、お腹をお風呂に入った時にゆらゆらゆらしてみるとか、便秘を意識した食事をしてみるとか、お腹周りのストレッチを朝起きた時に布団の中で短時間でも良いのでやってみるなどいかがでしょうか?

難しかったり、面倒な事は私も嫌なのでなかなかしないと思いますが、便秘の薬を手に取って飲む前に「待てよ!何か出来るかもしれない」と、一つだけでもやってみて下さい。

本当は、食事の改善が1番だとは思うのですが、これが簡単そうで実は難しかったりします。

私のおすすめは、お風呂の中で、湯船に浸かってお腹の中の腸を揺らすイメージでお腹の脂肪を揺らします。
脂肪が少ない方はちょっとやりにくいかもしれません。

腸を外側から動かして腸の運動を手助けするイメージです。

日常生活でお腹を動かすのはなかなか大変だと思うのですが、水中だと割と簡単にそれも楽しく動かせる感じです。

「便秘したくなーい」
と、いう方はこれだけでも良いので是非やってみてください。

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